2017/01/08

笠原和夫: 映画はやくざなり/新潮社/2003

映画はやくざなり/笠原和夫/新潮社/2003 山東・近江// 

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笠原和夫: 「妖しの民」と生まれきて/講談社/1998(ちくま文庫:2004年)

「妖しの民」と生まれきて/笠原和夫/講談社/1998(ちくま文庫:2004年) /長浜/滋賀

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笠原和夫: 昭和の劇- 映画脚本家笠原和夫/笠原和夫・荒井晴彦・絓秀実/太田出版/2002

昭和の劇- 映画脚本家笠原和夫/笠原和夫・荒井晴彦・絓すが秀実/太田出版/2002 //滋賀 

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 絓秀実氏が荒井晴彦氏と笠原和夫さんにインタビューを続けた。隔週ウごとに4時間、1999年7月15日から翌2000年11月19日に終わった。
 その長いインタビューの記録である。

付(1枚):笠原和夫と私-インタビューによる証言


文献あり 作品目録あり 年譜あり









目次

第1部 ひばり映画と時代劇(デビューするまで 美空ひばりと時代劇スター-ひばり映画 ほか)

第2部 やくざ映画の時代(やくざ映画の黎明期-『人生劇場 新飛車角』『めくら狼』『十一人の賊軍』 やくざ映画のスタイル-『日本侠客伝』シリーズ『股旅三人やくざ』 ほか)

第3部 『仁義なき戦い』と実録路線(広島やくざ戦争-『仁義なき戦い』四部作 特別攻撃隊-『海軍特別攻撃隊』『あゝ決戦航空隊』 ほか)

第4部 戦争映画と天皇(日露戦争-『二百三高地』『日本海大海戦海ゆかば』 太平洋戦争-『大日本帝国』『零戦燃ゆ』『昭和の天皇』)

第5部 日本映画界の衰退(映画界の変質・プロデューサーの不在-『愛・旅立ち』『三国志』『玄海つれづれ節』『天山を越えて』他 女郎とパンパン-『吉原炎上』『肉体の門』 ほか)

書きかけ

笠原和夫: 破滅の美学- ヤクザ映画への鎮魂歌レクレイム/幻冬舎/1997

破滅の美学- ヤクザ映画への鎮魂歌レクレイム/笠原和夫/幻冬舎アウトロー文庫/1997(ちくま文庫2004・解説荒井晴彦 //滋賀・文庫 

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「原題:鎧を着ている男たち―やくざは男社会のパロディ/徳間書店1987」を増補、改題したもの //滋賀 











目次(ちくま文庫版)

破滅の美学ーまえがきにかえて  9
それぞれの鎧         22
 生みの親が捨てられるか? ヤクザ夜話1  30    
男の格            33
「もったいない」         42
裏道願望           51
 ヤクザを「企業」化した男たち ヤクザ夜話2  60
墓碑銘            63
破裂した風船         72
 狂犬のおように命知らずの優男  ヤクザ夜話3  81
男の味            84 
飄々             94
秋の章           104
 ヤクザのコネはダイナマイトの導火線? ヤクザ夜話4  112
男ごころと藤純子       115
映画監督悪魔論       126
 出所祝いに犬の肉ですき焼きパーティ  ヤクザ夜話5  135
狂気            138
がまん劇          149
人を斬る          159
 グレン隊はハシリの「白波五人組」  ヤクザ夜話6  167
ブラックホール       170
星屑のロマン        180
 三毛猫の養殖、馬の放牧 ヤクザ夜話7    192
ドラマ熱          195
訣れ           207
遊人(あしばー)       219
 自殺した<第二の藤純子> ヤクザ夜話8  233
「皮膚感覚」        236
旅路の果て        250
 新宿交差点”五分間の決闘” ヤクザ夜話9  264
無明の闇         267
口笛           283
悪魔のキューピー     295
 海軍航空隊「野中一家」の悲劇 ヤクザ夜話10  323

旧版あとがき     326
あとがき       329
解説  荒井晴彦   335


笠原和夫: 年譜と書誌

笠原和夫: 年譜と書誌

笠原和夫: 年譜と書誌

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年譜 ウイキ

仁義なき戦いなど、東映のヤクザ映画の脚本家。

    1945年(昭和20年) - 海軍特別幹部練習生に志願、広島県大竹海兵団に入団。
    1946年(昭和21年) - 日本大学三島予科に入学。

     彼は、「この世界の片隅に」、すずの夫周作と同じ時期、大竹海兵団にいた。笠原は兵隊として、敗戦直前の海軍と、敗戦後の引揚者の港の仕事をした。兵隊がヤクザになったのか。ヤクザが兵隊になったのか。

     下の書籍のあちこちに当時のことが書かれている。特に、「仁義なき戦い」調査・取材録集成」は、海兵団の一個上級生だった出所したてのヤクザの調査・取材記録だろう(未読)。岩国、大竹、江田島、呉これら海軍基地の裏表を、裏から描きつくしたのが「仁義なき戦い」、ヤクザの広島戦争は呉軍港を舞台に繰り広げられた抗争。やがて広島全体へと、収拾のつかない闘いになる。田布施システムだの、岸の満州・朝鮮、麻薬など陰謀論に踊らされたり、小津映画に見られる小市民ブルジュアジー映画の厭戦平和主義など吹っ飛んでしまう。
     私は、ヤクザが嫌いだったから(祖父や叔父が働きもせず、祭りや夜店に出かけては顔見しりにドヤ顔をして回るのが大嫌いだった子供時代の記憶が残る)、これらの映画は1本も見ていないし、その後の笠原和夫脚本の戦争映画も観ていない。

     高倉健、菅原文太、鶴田浩二、梅宮辰夫ほか、みなさん兵隊あがりで、戦場で、市街で、兵舎で、どれだけ理不尽な殺し合い、凌辱、侮辱をしてきたことだろう(目撃も含めて)。
     藤純子の父は、東映のプロデューサー俊藤 浩滋ウイキ
     岩国、広島、呉、神戸、横須賀、横浜ほかの港湾荷役業、倉庫業、運送業は、戦争遂行の兵站部である。軍備・軍需産業、物資の横流し、兵隊相手の遊郭、娯楽興行と切っても切り離せないし、戦後の港を支え、様々なものをことをロンダリングしてきた。



    書誌

    『笠原和夫シナリオ集 : 仁義なき戦い』(映人社:1977年) 『仁義なき戦い―仁義なき戦い・広島死闘篇・代理戦争・頂上作戦 』幻冬舎アウトロー文庫

    破滅の美学- ヤクザ映画への鎮魂歌/幻冬舎アウトロー文庫/1997(ちくま文庫2004・解説荒井晴彦≪目次≫ //滋賀・文庫
     「原題:鎧を着ている男たち―やくざは男社会のパロディ/徳間書店1987/を増補、改題したもの」 //滋賀 

    226―昭和が最も熱く震えた日/双流社編集部・笠原 和夫/双流社・星雲社発売/1989(「2/26集英社文庫1989) /びわ・文庫/滋賀

    「妖しの民」と生まれきて
    /講談社/1998(ちくま文庫:2004年)≪目次≫ /長浜/滋賀

    『福沢諭吉―日本を世界に開いた男』(集英社文庫:1991年)


    昭和の劇:映画脚本家笠原和夫/荒井晴彦・絓秀実共著/太田出版/2002≪目次≫ //滋賀・近江八幡・野洲 

    映画はやくざなり/新潮社/2003≪目次≫ 山東・近江// 

    「仁義なき戦い」調査・取材録集成/太田出版/2005 //滋賀 

    2017/01/04

    沖浦和光: 年譜と書誌

    年譜と書誌  沖浦和光

    年譜 ウイキ

    書誌

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    『マルクス主義芸術論争』 /共著・編著/合同出版社, 1963 ///大阪府立・岐阜県立・和歌山県立・立命衣笠 
    『近代の崩壊と人類史の未来』日本評論社, 1980 //滋賀・琵琶湖博物館・滋賀大・他 

    アジアの聖と賤 被差別民の歴史と文化/野間宏・沖浦和光/人文書院1983(河出文庫2015) /長浜/滋賀  
    日本民衆文化の原郷 - 被差別部落の民俗と芸能/解放出版社/1984(文春文庫2006) /長浜・高月/滋賀 
    日本の聖と賤 中世篇/野間宏・沖浦和光/人文書院/1985(河出文庫2015) //滋賀・高島文庫
    日本の聖と賤 近世篇/野間宏・沖浦和光/人文書院/1987 //滋賀 
    天皇の国・賤民の国- 両極のタブー/弘文堂/1990(河出文庫2007) /長浜/滋賀 
    水平=人の世に光あれ- 思想の海へ「解放と変革」 18/編著/社会評論社/1991 /びわ・高月/滋賀 

    竹の民俗誌 - 日本文化の深層を探る/岩波新書/1991 /長浜・浅井・高月/滋賀 
    竹の民俗誌- 列島文化の深層を掘る/大阪人権歴史資料館・沖浦和光編/大阪人権歴史資料館/1990(81P岩波版の元になったサッシのようだ) /高月 

    被差別部落一千年史
    /高橋貞樹著・校注沖浦和光/岩波文庫/1992 山・近/高月・湖北/滋賀 
     (原題:特殊部落一千年史/更正閣/1924.5。即刻発売禁止。同年10月改訂版『特殊部落史』が発売、1925年11月、第五版まで発売された。第一編 特殊部落の歴史的考察。第二編 特殊部落の現在と水平運動。なを、岩波文庫版に収めるのあたって、改題の件を、沖浦氏が解説に於いて記している)


    日本の聖と賤 近代篇/野間宏・沖浦和光/人文書院/1992 /高月/滋賀 
    『日本文化の源流を探る』 解放出版社, 1997 /西浅井/滋賀  
    『「芸能と差別」の深層 三國連太郎・沖浦和光対談』解放出版社 1997(ちくま文庫 //野洲) //東近江 
    『瀬戸内の民俗誌 海民史の深層をたずねて』岩波新書, 1998 /長浜・浅井・びわ/滋賀
    『インドネシアの寅さん 熱帯の民俗誌』岩波書店, 1998 //滋賀 
    『ハンセン病 排除・差別・隔離の歴史』徳永進共編 岩波書店, 2001 //滋賀 
    『辺界の輝き 日本文化の深層をゆく』五木寛之共著/岩波書店/2002(五木寛之こころの新書/講談社/2006) /浅井・高月/滋賀

    幻の漂泊民・サンカ/
    文藝春秋/2001(文春文庫2004) /長浜/滋賀 
    『瀬戸内の被差別部落 その歴史・文化・民俗』解放出版社, 2003 //滋賀 
    『陰陽師の原像 民衆文化の辺界を歩く』岩波書店, 2004 //滋賀 
    『アジアの身分制と差別』寺木伸明,友永健三編著 部落解放・人権研究所 2004 //滋賀 
    『「悪所」の民俗誌 色町・芝居町のトポロジー』文春新書, 2006 //滋賀 
    旅芸人のいた風景 - 遍歴・流浪・渡世/文春新書2007(河出文庫2016 山東/長浜) //滋賀 
    『佐渡の風土と被差別民 歴史・芸能・信仰・金銀山を辿る』編 現代書館 2007 //滋賀 

    『渡来の民と日本文化 歴史の古層から現代を見る』川上隆志共著 現代書館 2008 //滋賀


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    被差別部落一千年史/高橋貞樹著・校注沖浦和光/岩波文庫/1992

    青春の光芒 - 異才・高橋貞樹の生涯」(PR誌『ちくま』連載、2007年6月-2012年3月)
    部落史の先駆者 高橋貞樹 青春の光芒/沖浦和光/年筑摩書房/2015  //滋賀 
     (上記ちくまPR誌を再構成、加筆したもの)


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    雑誌『部落解放/2015.12月号・特集沖浦和光の世界』  山/高月/滋賀 

    p12沖浦和光さんの部落研究史研究および被差別部落民衆史研究/寺木伸明
    p22人類史的視野から現代を考え続けた偉大なるフィールドワーカー/川上隆志
    「オキウラ・ワールド」の妙味/千本健一郎
    五十年余の同志の死を悼む/小寺山康雄
    沖浦先生のマルクス主義研究に教わったこと/笠松明宏





    笠松明広さんの最期の様子を知る。よく生き合おう!藤田敬一のブログ
    笠松明広さんが逝去されました。沖浦会コーナー 

    FB/ 沖浦会

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    宣教師ザビエルと被差別民/沖浦和光/筑摩選書/2016.12 /長浜/ 














    沖浦和光著作集(全6巻)刊行中 (2016年10月より毎月1巻刊行予定)

    第1回配本 沖浦和光著作集第巻『遊芸・漂泊に生きる人びと』/現代書館/2016.10 //滋賀 

    目次
    Ⅰ 遊芸民・漂泊民・被差別民とその文化
    Ⅱ 「サンカ」の実像
    Ⅲ ハンセン病――排除と隔離の歴史
    Ⅳ アジアの遊芸民と芸能
    解題 寺木伸明


    第2回配本 沖浦和光著作集第5巻『瀬戸内の民俗と差別』/現代書館/2016.12 //滋賀
    目次
    1 『瀬戸内の民俗誌―海民史の深層をたずねて―』(全録)(わが故郷・平の浦
    瀬戸内の大自然と海賊の発生
    越智・河野水軍の起源伝承
    記録・文学に出てくる海民像
    屠沽の下類・一向一揆・村上水軍
    漂海民・家船民俗の終焉
    新興港町の栄枯盛衰)
    2 瀬戸内の海賊と被差別部落(天皇王権と瀬戸内の海賊―芸予諸島の海民史から
    瀬戸内の被差別部落
    村上水軍と瀬戸内の部落―その歴史的起源をめぐって)
    3 『島に生きる―瀬戸内海民と被差別部落の歴史―』(抄録)(近世前期
    近世後期)


    第3回配本 沖浦和光著作集第巻『わが青春の時代』/現代書館/2017.1
     Ⅰ 思い出・ルポ
     Ⅱ 近代主義とマルクス主義
     Ⅲ 天皇制
     解題 笠松明広

    第4回配本 沖浦和光著作集第巻『天皇制と被差別民――両極のタブー』/現代書館/2017.1
     Ⅰ 部落差別の深層
     Ⅱ 部落史の論点
     Ⅲ アジアの身分制と差別
     Ⅳ 先住民差別の深層
     解題 寺木伸明


    第5回配本 沖浦和光著作集第巻『近代日本文化変動と社会運動』/現代書館/2017.2
     Ⅰ 『近代日本の思想と社会運動』(全収録)
     Ⅱ 日本マルクス主義の思想方法の一特質――福本イズムの思想的意義をめぐって
     Ⅲ スターリズムの成立過程
    解題 笠松明広


    第6回配本 沖浦和光著作集第巻『現代文明の危機と人類の未来』/現代書館/2017.3
     Ⅰ 『近代の崩壊と人類史の未来』(全収録)
     Ⅱ 日本マルクス主義の一つの里程標――高橋貞樹の思想的軌跡
    解題 遠藤比呂通




    現代の理論第6号2015年11月1日/辺境から歴史見つめてー沖浦和光追想
    民に寄り添う沖浦ワールドの魅力を語る ジャーナリスト 池田 知隆

    はじめに
    第1章 海賊だったマルキスト/ 第2章 三つの転機―安東仁兵衛、野間宏、高橋貞樹
    第3章 旅する学者―瀬戸内を歩く/ 第4章 かぐや姫伝説をたどって―竹の文化と南方系海民/ 第5章 インドネシアの島々から―日本の古層を探る/ 第6章 辺境と先端―新宮からの目/ 第7章 虚像をあばく―漂泊民「サンカ」の幻/ 第8章 人生の磁場―足元を掘り続けて/ 第9章 「語り部」としての学芸人/ 第10章 人生の光芒―青春を総括すること/ おわりに


    現代の理論第7号/

    Ws924


    『渡来の民と日本文化』(沖浦和光・川上隆志著 現代書館、2008)
    古代、東アジアはボーダレスだった
    継承したい沖浦和光さんの仮説提起力
    筑波大学名誉教授・本誌代表編集委員 千本 秀樹











    一般社団法人大阪自由大学(Osaka Freedom University) 学長、倉光 弘己

    沖浦和光資料室

    大阪自由大学の顧問をしていただいた沖浦和光さん(桃山学院大学名誉教授、比較文化論 1927年1月1日~2015年7月8日)の業績、資料を収録しています。
    (大阪自由大学にメールの添付ファイルなどでお送りいただければ、ここに収録します。)


     

    2017/01/03

    沖浦和光: 宣教師ザビエルと被差別民/筑摩選書/2016.12

    宣教師ザビエルと被差別民/沖浦和光・解説川上隆志/筑摩選書/2016.12 /長浜/ 

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    長浜図書館紹介
     (リクエストした書籍なので、長浜に限らず県下順番にこれから蔵書されると思います)




     ザビエルの日本およびアジア各地での布教活動の跡をたどりながら、キリシタン渡来が被差別民にもたらしたものが何だったのかを解明する。差別問題をアジア思想史レベルでとらえ続けた沖浦和光が取り組んだ最後の著作。






    紀伊国屋書店
    紹介

    内容説明
    宗教改革、大航海時代という世界史の転換期、日本はその影響をどう受けたのか?バスク生まれのザビエルは、カトリック改革派として、アジア底辺層への布教に乗り出す。その活動は日本にも及ぶ。ザビエルら宣教師たちは、ハンセン病患者を救済し、被差別民へも布教の手を差し伸べる…。やがて徳川幕府による禁制は身分差別強化のもととなる。しかし、その後も二百数十年にわたりキリシタン信仰は地下水脈のように受け継がれていった。差別問題をアジア思想史レベルでとらえ続けた沖浦和光が取組んだ最後の著作。
    目次
    第1章 “宗教改革”と“大航海時代”の申し子・ザビエル
    第2章 ザビエルを日本へと導いた出会い
    第3章 ゴアを訪れて
    第4章 ザビエルが訪れた香料列島
    第5章 戦国時代の世情と仏教
    第6章 ザビエルの上陸とキリスト教の広がり
    第7章 戦国期キリシタンの渡来と「救癩」運動
    第8章 オランダの台頭
    第9章 賎民制の推移
    第10章 「宗門人別改」制と「キリシタン類族改」制



    『宣教師ザビエルと被差別民』と併せて、

    「赤い家」物語/小岸昭/思潮社/2002≪目次へ≫  /びわ/滋賀
    隠れユダヤ教徒と隠れキリシタン/小岸昭/人文書院/2002≪目次へ≫ //滋賀・高島 
    インド・ユダヤ人の光と闇- ザビエルと異端審問・離散とカースト/徳永恂/小岸昭共著/新曜社/2005 //滋賀 
    小岸昭: 年譜と書誌

    を併せ読むと、ディアスポラ、マラーノのユダヤ人たちと、重なって来るものがある。

    小岸昭: 隠れユダヤ教徒と隠れキリシタン/人文書院/2002

    隠れユダヤ教徒と隠れキリシタン/小岸昭/人文書院/2002 //滋賀・高島 

    目次


    プロローグ  二つの「隠れ」信徒物語
    第1章  加害の視点と向かい合う男
    第2章  フランシスコ・ザビエルと異端審問
    第3章  マカオの海
    第4章  棄教者沢野忠庵の「マラーノ性」
    第5章  棘を生きる人々
    第6章  アルメー様は何処に居る
    エピローグ  「非・場」からのロゴス中心主義批判

    滋賀県立図書館:内容紹介
    リスボン、ゴア、マカオ、生月島、五島、天草などの歴史の現場に立ち、イエズス会士アルメイダと棄教者フェレイラ(沢野忠庵)を軸にしながら、スペイン・ポルトガルの改宗ユダヤ人=マラーノと、迫害に耐えた隠れキリシタンの運命を重ね、権力に抵抗して生き続ける人々の姿を照射した力作。

    人文書院の紹介

    目次

    プロローグ 二つの「隠れ」信徒物語
      もう一つの「隠れ」/ デリダの中のマラーノ的精神 /方法論
    第一草 加害の視点と向かい合う男
    一枚の絵/要人テロ/痛みの分有/改俊の思想/危険な視点/出発

    第二章 フランシスコ・ザビエルと異端審問
    到着/スペイン、ボルトガルにおけるカトリックの恐怖政治/リスボン異端審問所での聖務/ゴア異端審問所設立の提言/加害の視点と向かい合う画家

    第三章 マカオの海
    加害の視点と向かい合う冒険商人/コロアネ島へ/改俊のマラーノ/マラーノ的二重性の誕生/廃墟は語る/『デ・サンデ天正遣欧使節記』の見えざる世界/天正少年遣欧使節たちの棄教・追放・殉教

    第四章 棄教者沢野忠庵の「マラーノ性」
    いま何故フェレイラか/棄教/長崎西勝寺の「南蛮転び伴天連忠庵」/フェレイラの棄教を償う殉教者たちの無残/ クリストヴァン・フェレイラの出自/沢野忠庵の先達としての不干斎ファビアン/沢野忠庵の『顕偽録』/ロゴス中心主義批判と『顕偽録』の加害の視点/ルビノ第二団と通事沢野忠庵の対決/日本近代科学への寄与――『乾坤弁説』と『南蛮流外科秘伝書/クリストヴァン・フェレイラの「マラーノ的特徴」  第

    五章 辣を生きる人々  
    隠れ信徒の発見/早通ぎた復活/浦上キリシタンの「旅」/大村から生月島へ/生月の「最後のマラーノ』上映/文学としての外海/玉之蒲のマリア観音/五島の隠れキリシタン/

    六章 アルメー様は何処に居る
    『都宗門』の国天草へ/アルメイダと西洋医学/アルメイダの布教の旅と医療行為/アルメイダの天草布教/天草隠れキリシタンの露顕/キリシタン裁許の後にきたもの/反キリスト教の予兆/再び「切支丹でうす」の町マカオへ /同君連合とその余波/アルメイダ終焉の地から

    エピローグ 「非・場」からのロゴス中心主義批判
    暗夜を照らすランプの灯/暗夜のオラショ/マラーノ的精神の体現者と隠れキリシタン精神の体現者                                        あとがきに代えて――新たな想像力に向けて


    内容説明

     カトリックの普遍主義によって迫害され改宗を迫られたスペイン・ポルトガルのユダヤ人=マラーノの運命と、日本でキリスト教の布教や医療に活躍したイエズス会の改宗ユダヤ人アルメイダ、棄教者フェレイラ(沢野忠庵)、さらに拷問による棄教を拒否した隠れキリシタンの運命とを重ねて考察し、両者に通じる内在の思想、隠れの思想に近代の可能性を読みとる。
     リスボン、ゴア、マカオ、長崎、生月島、五島、天草などキリシタンゆかりの土地に実際に足を運んで生まれた想念と、現実の歴史の出来事が妖しく交錯する。隠れキリシタンを全く新しい角度から捉え、近代史を読み替えた本書に、読者は強い衝撃を受けるだろう。前著『スペインを追われたユダヤ人』の日本篇。

    2016/12/20

    大津絵‐ 民衆的諷刺の世界/クリストフ・マルケ楠瀬日年絵/角川/2016.8

    大津絵‐ 民衆的諷刺の世界/クリストフ・マルケ楠瀬日年絵/角川ソフィア文庫/2016.8
                            山・近/長浜/滋賀 

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    軍艦島に耳を澄ませば‐ 端島に強制連行された朝鮮人・中国人の記録

    軍艦島に耳を澄ませば‐ 端島に強制連行された朝鮮人・中国人の記録【増補改訂版】/社会評論社/2016.8 山【増補改訂版】/長浜【旧版2011】/滋賀【旧版2011】 
        長崎」在日朝鮮人の人権を守る会

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    社会評論社の目次と紹介文http://www.shahyo.com/mokuroku/war_peace/war_crime/ISBN978-4-7845-1506-6.php